xlsxファイルを開きたい！（内部的にではなく、外部的に！）
アプリのマニュアルがExcelで作られており、アプリ上のボタンを押すと、そのxlsxファイルをExcelで表示させたい。内部的にClosedXMLなどで開くのでなく、外部コマンド的にExcelを立ち上げ、そのファイルを表示して貰いたい。
外部のexeファイルを実行する方法は以下の通り、
System.Diagnostics.Process.Start(“excel.exe”, “hogehoge.xlsx”);
で行ける…と思ったんだけど例外が起きた。
コマンドプロンプトで単に”excel.exe”って打つとExcelが起ち上がるのに、プログラムからだとフルパスのExcel.exeが必要らしい。
しかし、人によってはExcelのインストールフォルダが違うカモなので、固定指定できない。ならプログラム的に取得してしまおう。
//Excel実行ファイルの場所を取得
var xlApp = new Microsoft.Office.Interop.Excel.Application();
string excelFullPath = System.IO.Path.Combine(xlApp.Path, "EXCEL.EXE"); //フルパス作成
xlApp.Quit();
System.Runtime.InteropServices.Marshal.ReleaseComObject(xlApp);
//Excelを起動し、xlsxファイルを表示する
System.Diagnostics.Process.Start(excelFullPath, "hoge.xlsx");うん、Microsoft.Office.Interop.Excel使っちゃう。
xlApp.PathでExcelの置いてあるパスを取得して、Path.Combine(xlApp.Path, “EXCEL.EXE”);でPath合体。（なんでも良いけど、Path.Combine()って３つ以上引数使えて、全部合体してくれるのね。便利便利）
見事、Excelを立ち上げ、hoge.xlsxを表示してくれた。
COMの設定など
Microsoft.Office.Interop.Excelを使うためにCOMの設定が事前に必要です。
ソリューションエクスプローラーのプロジェクト名で右クリックして、「追加(D)」>「COM参照(C)」。
COMで、「Microsoft Excel 16.0 Object Library」にチェックを入れる（16はOffice365なので、人によってExcelのバージョンは違う）。チェック入れたら「OK」ボタンを押す。これで、Microsoft.Office.Interop.Excel関連が使用可能になる。
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